朝6:30を少し過ぎた頃、近所で出火した。
煙がもくもく凄い。こっちにまで流れてくる。周囲には煙が薄っすらと漂い、朝もやが席巻しているようにも見える。
「……これ、ヤバイんじゃね?」
かなりの火なのではないだろうか。
煙はもくもくと空高く舞い上がっているが、赤い火は見えない。
「どのへんかな」
「○○さんち(←親戚の家)の方角じゃなかろうか」
真夏に電気毛布をかぶり、救急搬送された伯母の家の辺りだ。
こいつは大変だ、と電話を何度も何度もしたが、誰も出ない。
ますますヤバイ。
そうこうしているうちに煙は収まり、空から消えた。鎮火したようだ。
相変わらず電話はつながらない。
「……よし、見に行こう。現場は大変だろうけど」
こっちもある意味非常事態。車で見に行った。
この時間、いつも道路はガラガラなのに、どうやら主要道路が通行止めになっているらしく、大渋滞。
普段この時間、本当はこんなに車の行き来が在るのか、と思いながら行くも、まったく近寄れず。あっちもこっちも通行止めにされている。
「……これ、ヤバイ。ますます伯母さんちじゃん…」
どの道を入っても伯母の家に行けない。伯母の家のほうには完全に近寄れないようになっている。
「どうする?」
家に帰ってもいいが、伯母は寝たきり。この寒さの中外に焼け出されたら……。
もし伯母の家なら、我が家が引き取ることになるだろう。というか、伯母一家が我が家に住むことになるだろう。
やはりここは一刻も早く確かめなければ。もしそうなら妹に電話して手伝いにも行って、受け入れる準備もしなければ。
「近づけるところまで近づいて、交通整理している消防団員の人に聞こう」
細道を入り、やはり通行止めになっているところを目指したら、近所の方が集まって、火事の方を見ながら話をしていた。
車の窓を開け、すみません、と声をかける。
びっくりした顔をした一同に訊ねた。
「あの、火事は何処でしょう? 親戚の家かと思って電話をさっきからしているんですが、通じなくて。○○さんちでしょうか?」
「いや、違うよ。バイク屋さん」
Σ(゚д゚;)
「そ、そうですか……ありがとうございました」
バイク屋さんは、伯母の家のニ軒隣だ。細い道路を挟んでいるから少しだけ離れているけど。
バイク屋さん……サトウの散歩コースで、ほぼ毎晩通っていた。
大量のバイクがぎちぎちと中に入っていて(多分中古か廃車)いつもおじさんが十九時から工事現場で使っているような強烈な電球で周囲を照らし、外で作業している(店内はバイクで埋まっていて入れない)
あの黒い煙は、バイクのオイルとかそういうので酷かったのかもしれない。
全焼したのかどうか、分からないが。
おじさん、大丈夫だっただろうか。
確認できたので家に帰ったのだが、助手席に乗っていた家人が通行止めにされていた主要道路を見ていたら、ちらりと現場が見えたらしい。
「まだ完全には消えてないみたい。燻ってる」
あのおじさん、本当に大丈夫だっただろうか。
それと散歩コース、どうしよう。また行けない場所が増えてしまった。
とりあえず今夜はムリか。燻りが完全に収まって再出火しないよう、二十四時間監視されると聞いたことがあるから。
心配だー心配だーばかり呟いていたのではアレなので、さんまの写真でも。
埼玉子が作った、さんま猫。
相変わらず上手い。
ここまで上手く出来ないので、そうだ、私は顔を作ろう。
そしたら猫に見えるかも、と顔を作ってみた。
これが限界だった。
口元の海苔はハサミで切ったのだが、型抜きじゃないと不可能だな。
ωができない。
煙がもくもく凄い。こっちにまで流れてくる。周囲には煙が薄っすらと漂い、朝もやが席巻しているようにも見える。
「……これ、ヤバイんじゃね?」
かなりの火なのではないだろうか。
煙はもくもくと空高く舞い上がっているが、赤い火は見えない。
「どのへんかな」
「○○さんち(←親戚の家)の方角じゃなかろうか」
真夏に電気毛布をかぶり、救急搬送された伯母の家の辺りだ。
こいつは大変だ、と電話を何度も何度もしたが、誰も出ない。
ますますヤバイ。
そうこうしているうちに煙は収まり、空から消えた。鎮火したようだ。
相変わらず電話はつながらない。
「……よし、見に行こう。現場は大変だろうけど」
こっちもある意味非常事態。車で見に行った。
この時間、いつも道路はガラガラなのに、どうやら主要道路が通行止めになっているらしく、大渋滞。
普段この時間、本当はこんなに車の行き来が在るのか、と思いながら行くも、まったく近寄れず。あっちもこっちも通行止めにされている。
「……これ、ヤバイ。ますます伯母さんちじゃん…」
どの道を入っても伯母の家に行けない。伯母の家のほうには完全に近寄れないようになっている。
「どうする?」
家に帰ってもいいが、伯母は寝たきり。この寒さの中外に焼け出されたら……。
もし伯母の家なら、我が家が引き取ることになるだろう。というか、伯母一家が我が家に住むことになるだろう。
やはりここは一刻も早く確かめなければ。もしそうなら妹に電話して手伝いにも行って、受け入れる準備もしなければ。
「近づけるところまで近づいて、交通整理している消防団員の人に聞こう」
細道を入り、やはり通行止めになっているところを目指したら、近所の方が集まって、火事の方を見ながら話をしていた。
車の窓を開け、すみません、と声をかける。
びっくりした顔をした一同に訊ねた。
「あの、火事は何処でしょう? 親戚の家かと思って電話をさっきからしているんですが、通じなくて。○○さんちでしょうか?」
「いや、違うよ。バイク屋さん」
Σ(゚д゚;)
「そ、そうですか……ありがとうございました」
バイク屋さんは、伯母の家のニ軒隣だ。細い道路を挟んでいるから少しだけ離れているけど。
バイク屋さん……サトウの散歩コースで、ほぼ毎晩通っていた。
大量のバイクがぎちぎちと中に入っていて(多分中古か廃車)いつもおじさんが十九時から工事現場で使っているような強烈な電球で周囲を照らし、外で作業している(店内はバイクで埋まっていて入れない)
あの黒い煙は、バイクのオイルとかそういうので酷かったのかもしれない。
全焼したのかどうか、分からないが。
おじさん、大丈夫だっただろうか。
確認できたので家に帰ったのだが、助手席に乗っていた家人が通行止めにされていた主要道路を見ていたら、ちらりと現場が見えたらしい。
「まだ完全には消えてないみたい。燻ってる」
あのおじさん、本当に大丈夫だっただろうか。
それと散歩コース、どうしよう。また行けない場所が増えてしまった。
とりあえず今夜はムリか。燻りが完全に収まって再出火しないよう、二十四時間監視されると聞いたことがあるから。
心配だー心配だーばかり呟いていたのではアレなので、さんまの写真でも。
埼玉子が作った、さんま猫。
相変わらず上手い。
ここまで上手く出来ないので、そうだ、私は顔を作ろう。
そしたら猫に見えるかも、と顔を作ってみた。
これが限界だった。
口元の海苔はハサミで切ったのだが、型抜きじゃないと不可能だな。
ωができない。
コメント一覧