佐藤です

23:28
2014年6月10日火曜日、友人としゃぶしゃぶ食べ放題に行く。
管理人はこのしゃぶしゃぶのお店が大好きだ。個室でのんびりできるし、食べ放題なのにランチは1200円と安い。
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これは豚しゃぶ。こっちでは普通だが、関西では豚しゃぶなんてものがあるのが信じられないらしい。
そういやカレーも向こうは牛が普通だとか。こっちは豚が普通だが。
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その関西の友人に、
「ほら、頼まなくても最初のノルマ(?)で牛と一緒に豚も出てくるんだよ」
と教えるために、証拠の写真を撮ったのだった。














この翌日、人生を変える出来事が起きる。




これは入院初日の昼ごはん。栄養士さんは「給食」と呼んでいた。

★肉じゃが、煮浸し(もやし、ちくわ、人参、ほうれん草、胡麻)、漬物(ブロッコリー2コ、とうもろこし、煮た玉ねぎ、味付けは塩)、パイナップル、ヨーグルトゼリー

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つらい食事制限で苦しむと思っていたので、肉じゃがが出るとは思わなかった。
フルーツにデザートまである。

病院食は、主食がご飯だ。パンは滅多に出ない。
なのでパンが恋しく、退院した日の夜、初めて家で食ったのは、サンドイッチだった。
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一時間掛けて食った。
別に惜しかったわけではない。食事はあの日以降、いつも一時間掛けて食べる。
時計をチェックしながら、早く食べないように一時間かけるのだ。

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入院1

15:03
季節は夏に向かう前の梅雨。曇の日が多いが、晴天の日もある。
晴天の日は世界が白い。光が眩しくて、目を開けるのがつらいほどだ。

まあでも夏場に向かってるんだから、こんなもんだと思っていた。
それにしても毎年こんなに夏場は世界が白かったっけ、とは思っていたが。

でも必要以上に目がチカチカする。太陽を見たわけでもないのに、太陽を見た直後に、視界にその眩しさが残って何処を見ても残像が常に表示されているような、そんな感じ。

ひょっとして貧血だろうか? 視界のせいか、頭もくらくらする。

そこでツイッターで聞いてみた。
「目がチカチカする、そのせいか、意識が現実的じゃない感じ。誰か経験者いませんかね?」と。
無題1

キャッシュはこれしか↑残ってなかったが、気軽にツイートしただけなのに、TLはちょっとした騒ぎになった。

「それヤバイよ、いまから救急病院に行け」
「脳が怪しい。脳外科に行け」
 様子を見るよと返信したのだが、皆が今すぐ行け、明日行け、内科に行け、いや脳外科だ、眼医者だ、貧血かもしれないから婦人科だ、と明日病院に行かなければならない雰囲気に追い詰められた。

結局何科に行くかは絞れず、総合病院で診てもらうのが一番いいのでは、そこから何科に行くべきか先生に決めてもらったらいいのでは、という流れになった。

中でも仲良しの友人みほちゃん(仮名)が
「つい最近、たけしの家庭の医学で網膜剥離やってた、失明するよ、3日で失明するって! 絶対明日病院に行け! 眼医者だ眼医者!」
とLINEを鬼のように送ってきて、同じグループのLINE仲間も
「そーだそーだ! 悠長なことを言ってないで明日絶対に行くんだ!」
と矢のような病院いけコール。

自分は物心ついた時から飛蚊症で(ずっと誰にもあると思ってた。最近病名を知った)、生まれつきは珍しいらしく、眼圧とか調べてもらうのにもいい機会になるか、と病院に行くことにした。



入院初日の晩御飯。
昼は肉じゃがで驚いたが、夕飯に麻婆豆腐が出てきたのにも驚いた。

★ご飯、すまし汁、麻婆豆腐、中華サラダ、漬物、お茶
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翌日の朝食。

★ご飯、味噌汁、納豆、白菜の炒め煮、なめこおろし煮、味付け海苔、牛乳、お茶
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メニューは「牛乳」なのだが、佐藤はヨーグルト。
なぜなら牛乳が飲めないからであった。

お昼。デザートが出たのにも驚いた。
なんとなく糖尿病=甘いもの厳禁とのイメージがあった。
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★ご飯、鮭のムニエル、付け合せ、サラダ、フルーツ、お茶


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入院2

18:33
自分では貧血を疑っていた。

なので病院に行った時、受け付けで
「じゃあ婦人科ですね」
と言われたのだが、そういやお風呂に入ってこなかったと思い出し
「いえ、眼科で…」
「眼科を先に受診しますか?」
「はい」

みほちゃん(仮名)の「網膜剥離!!」をそのまま信じて怖かったわけではないのだが、出掛けにシャワーを浴び忘れたことが、運命を決めたのかもしれない。

もし婦人科に行っていたら、きっと病気は見つけられなかったことだろう。


眼科へ行き、眼底検査のため「散瞳剤」という瞳孔を広げる目薬を点眼した。40分ほどかかるらしい。

予約もない状態で行ったため、かなり待たされ、その後に40分待たされた。眼科が終わったら婦人科に行く予定だった。


検査され、先生は何故か笑顔で答えた。
糖尿網膜症だね。 高血圧のせいかも。血圧測定と血液検査してきて、また待合室で待っててね」


あっさり言う先生。
佐藤、頭を殴られたように大ショックを受け、返事ができなかった。


採血はうまくいかなかった。血がなかなか取れず、固まってしまったからだ。固まった血は検査できない。

右腕は後日内出血が広がったのか、けっこうな青あざになった。

左腕で苦労して採血しなおし、血圧測定。上が158もあった。それにもショックを受ける。若い頃の佐藤は、血圧の上が100もなかったのだ。

血圧が高いのは血管が細いから。血管が細いから採血もしずらい。

亡き父が糖尿病だった。母方の伯父も糖尿病だ。

佐藤は祈った。糖尿病じゃありませんように。高血圧でありますように。

病気にはいろいろあるが、糖尿病にだけはなりたくないと、常々思っていたのだ。



だが検査結果という名の現実は、そんなちょっとくたびれた年齢の乙女の祈りを、無情にも拒んだ。



★豚肉の生姜焼き、ほうれん草胡麻和え、アスパラの漬物、さつまいも甘露煮
味噌汁は何も入ってないように見えるが、微かに玉ねぎとなめこが入っていた。 
胡麻和えは胡麻が少しなため、胡麻和えには見えないかもしれないが(笑) 砂糖分はかなり少なめだった。甘みは皆無と感じたくらいだ。
その反面、甘露煮は甘かった。
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生姜焼きは、最初豚しゃぶだと思った。
「…味噌味の豚しゃぶ? 生姜風味が美味しいな~」
などと思ったが、後ほど生姜焼きだったと知る。見て分かる通り、脂身はない。

下に敷かれているのは、トマト。
最近のCM
「人はなぜ肉の下にレタスを敷くのか そしてそれを残すのか 野菜は皿か!」

食ってる時、ふとこれを思い出した。


入院三日目、6月15日(日)の朝食。
★温泉玉子、野菜しんじょう、おひたし、オクラモロヘイヤおかか、のり、低脂肪ヨーグルト1/2
味噌汁は、これまた薄っすら大根が入っていた。
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病院周辺の散歩を始める。
これは桃だ。病院はさんらんぼ畑と桃畑に囲まれた場所だった。
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昼食。丼が出るとは思わなかった。
なんか毎回「これが出るとは思わなかった」と意表を突かれる。
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★三色丼、すまし汁、胡麻酢和え、パイナップル。  
三色丼は玉子、鶏そぼろ、グリンピースだった。
胡麻酢和えは、もやし、きゅうり、油揚げ。油揚げが入ってくるとは思わなかっ(以下略)
胡麻酢和えというよりは、中華サラダっぽかった。


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佐藤です

14:45
ちょっとくたびれた年齢の乙女の祈りを無情にも拒んだ検査結果は、残酷だった。

先生「血糖値400越えてるから、即入院ね」
やはり笑顔。なんでやねん。

だが今考えると、これは先生なりの気遣いだったのかもしれない。重々しい雰囲気で重々しく

「あなたは糖尿病です。しかも随分と酷い数値だ。即入院です」

などと言われたら、それでなくても受けていた大ショックに追い打ちをかけられただろう。


先生
「目の方は、うーん、そうだなあ、来月かな。その頃は退院できてるだろうし。そしたらレーザーするか手術するか決めようねー」

最後まで陽気に言われた。

腹が立つという感情も、気遣ってくれてありがとうという感情も、何もなかった。
とにかく頭が真っ白だった。

妹に連絡しなきゃ…いや、病院に行くことすら知らない妹よりも先に、リアルタイムに心配して結果を「まだかまだか」と待ってくれているLINEの友達に連絡しなければ……。

瞳孔が開いたままなので、スマホの文字、よく見えず。それでも連絡し、妹には電話した。

「今すぐ病院に行け、眼科に行けと言った私、GJ!」
とみほちゃん(仮名)は言った。
確かにここまで強く言われなかったら、病院に行かなかったかも。そして病状を悪化させていたに違いない。眼の視力がヤバイところまで落ちていたかもしれない。

だが感謝する感情も沸かなかった。本当に真っ白だったのだ。

看護師さんからの詳しい説明にも、ただ機会的に返事をするだけで、今思い返してもよく覚えていない。

先生
「え、隣の糖尿内科、やってないの? あ、診察時間もう終わったのか~。じゃあ予約カードを出しておくから、明日の朝一番で隣の糖尿内科受付にだしてね。八時半から受付だから、佐藤さんは八時には来て提出するように」


そんなに急がないといけないのか、入院を……。(更に絶望)



今だと、早めに数値を下げ食事や病気の指導をしないと、あと検査しないと、治療の方針を決めないと(薬服用かインスリンか)、今日の昼には入院させよう、ということだったと分かる。


6月15日(日)夜
★擬製豆腐、付け合せ、わらびと油揚げの煮物、かぼちゃの白煮、漬物、味噌汁

写真を見て分かる通り、さっぱり分からないのが幾つかある。
というか、分かるのがかぼちゃの白煮くらいだ。食っててもよく分からなかった。
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煮物は豆腐ではないのか。豆腐は犠牲になったのか。

オヤジギャグを入れずにはいられない。

6月16日(月)朝
★納豆、味噌汁、ウィンナー、野菜ソテー、エビと野菜のさっぱりサラダ、味付けのり、ヨーグルト

エビと野菜のさっぱりサラダは、その名の通り、何で味付けているかさっぱり分からなかった。
酸っぱい? と感じたので、マリネかと思った。
納豆の上に乗っているのはネギ、味噌汁はキャベツ。
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★煮込みハンバーグ、ナムル、フルーツ、デザート

煮込みソースはケチャップっぽい。薄めの味。上に乗っているのは玉ねぎ。
一緒に煮ないことでカロリーカット、上に乗せることで品数を多く見せ、彩りも添えている。
ナムルはもやし、玉ねぎ、人参、きゅうり。
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★アジフライ、サラダ、ポテト味噌マヨ炒め、コンソメスープ

実は人生初のアジフライ。食わず嫌いだった。じっくり食べたら美味かった。人参はグラッセのようだ。甘い。バターは使ってないっぽい。
ポテト味噌マヨは、人参、キャベツ、ツナで出来ていた。これも美味しかった。
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佐藤です

19:26
目がよく見えないので運転を禁じられ、車を病院の駐車場に置いて、一人歩いて帰った。

家に帰り着き、母に話す。母は唖然として聴きながらも、

佐藤「明日からの仕事、どうしよう…」
はは「どうしようもこうしようも……入院って言われたら、入院しないわけにはいかないべ……」

そこに妹が嫁ぎ先から登場。わざわざ心配して来てくれた。

妹「病院に車を取りに行ってくるよ」
佐藤「佐藤も一緒にいく」


妹は安静にしていて欲しかったようだが、別に動けない病ではない。むしろ動かないといけない病だ。
二人で病院まで歩き、医師に言われたことを詳しく、覚えていた範囲で話して、病院駐車場に置き去りにしてきた車に乗って帰ってきた。



翌日の朝、言われたとおりに八時に糖尿内科に行った。一人で行くつもりだったが、心配した妹が早朝に我が家に来て、付き添ってくれた。

「佐藤さーん! 佐藤○○さーん!」

呼んだ看護師さんは、骨太で眉毛が濃く太く、優しい笑顔が素敵で誰にでも親近感を覚えるさせるような人だった。私より少し若いくらい?

また血を取られるのか……と内出血がひどくなった右腕を眺めたが、採血はされなかった。


やったのは採尿と身長と体重測定。

診察の順番を待っている間に気づいたのだが、他の糖尿病患者さんは名前を呼ばれて診察室に入る前、狭い出入口に置かれた体重計に乗るようだ。そこで体重をチェックされている。

まるで踏み絵のようだ……と黄昏れていた佐藤は思った。

佐藤の場合は入室前に体重測定をされなかった。さっき身体測定をしたから。


糖尿内科の先生は春野小川先生(仮名)と言って、不思議な喋り方をする先生だった。

なにやらろくろを回して陶器を作っているかのように、両手を中央に持ってきて、うん、あのね、検査のね、結果なんだけど、とやたらと句読点を入れる人だった。そしてやはり笑顔で喋ってた。

患者さんを暗い気持ちにさせないためだろう。



血糖値が400を越えてるから、即入院、今月いっぱいは入院になります、相部屋と個室、どっちがいいですか? 相部屋? だとしたらいまベッドが空いてないから、明日から入院ね、と言われて診察は終わり。あっさりしていた。


6月17日(火)朝
★冷奴、野菜のつみれ煮、醤油和え、味付けのり、ヨーグルト1/2

野菜のつみれ煮は、つみれ、大根、人参、いんげん。
醤油和えはもやし、きゅうり、人参
味噌汁は玉ねぎ、きのこ。
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★ロールパン、スパニッシュオムレツ、 きゃべつソテー、カニ風味サラダ、フルーツ、りんごジュース

りんごジュースに驚いた。飲んでもいいの?
カニ風味サラダは、見ての通り『風味』 カニカマが微かに入ってた。
スパニッシュオムレツの中は、ポテト、トマト、バジル、ハム。上にはケチャップ。
後にも先にもこの一回だけ出たパン。パンは三週間~一ヶ月に一回らしい。カロリー1/2のいちごジャムで食べた。同室のおばさんは、パン一個。佐藤はパン二個だった。
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あとで聞いた話によると、おばさんは一日の摂取カロリーが1400kcalに設定されていたそうだ。
佐藤は1600kcalに設定されていた。



★ブリ西京漬け、あさりと大根の炒め煮、煮物、煮浸し、味噌汁
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ここで今日の食事をupしてみる。
実は薬の副作用(三種類飲んでいるが、たぶんエクア)で便秘が酷い。入院中も後半は便秘で苦しんだ。

佐藤の日常生活は便秘とは無縁だった。むしろいつも下痢だった。
入院中、便秘が酷いと言うんだった…。

今日は朝から一時間トイレにこもり、うまく排泄できなくてふらふらになりながらトイレを脱出。
「朝ごはん、食わないと…」
お腹がパンパン、お尻もパンパン、き゛も゛ち゛わ゛る゛い゛……と苦しみながら朝食をとった。


なので昼は一縷の望みを掛けて、こんにゃくを摂取してみる。

★こんにゃくの冷やし中華風

バナナが半分余っていたので、ヨーグルトで食べた。
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こっちは今日の夜御飯
★コンソメスープ、餃子、目玉焼き

ツイッターで目玉焼きをお魚にする画像が回ってきて、それが非常に可愛かったので真似してみたら、どう見ても目玉おやじになった。
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次こそは負けない
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餃子は酢&胡椒で食べた。
塩分カットできるし、ラー油もカットできる。それでいて刺激的という、一石三鳥。
酢は血糖値を急速に上げない作用があるしね。

退院後はこんな感じで作って食ってます。


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