先生
「麻酔用意して。はい、痛いと思うけど、我慢して下さいね」
痛え!
そっと触るのも痛いのに、そこに針をさすのだから、当然痛い。
先生
「切ります」
えっ
ちちちちちちちちょっと待って、せめて麻酔から30秒くらいは置こうよ!
いってぇぇぇえおおぉぉぉああああ!!
まだ麻酔が効いてなかったと思われ。そらそうだ、麻酔してから十秒経ったかも怪しい。
メスが皮膚に入れられる感覚が、はっきり分かる。
すぱっと切るのではなく、サクサク、と数回にわたってメスを上下させながら切ってるのが分かる。
俯いたまま、膝の上に置いた手が、痛みを我慢しているために、ぷるぷる震えた。
膿を出すため、ぎゅうぎゅう絞られる。痛い。
先生
「痛い? 痛いよね」
ほんとに痛ぇよ先生!
なんのための麻酔だったの
本当にあの注射は麻酔だったの? 麻酔の量足りてた?
俯いたまま耐えるしかなく、ひたすらぷるぷる震える自分の右手を見ていた。
なぜいつも痛い目を見るのだろう……。
うなじにはガーゼが貼られたが、髪の毛の中のため、うまく貼れず。
自分で何度か貼り直してね、と言われたが、当然うまく貼れない。すぐ剥がれる。
かといって毛を剃るわけにも行かず、その日は寝るのにも苦労した。
切開は一センチもなかったため、縫合はしなかった。
すべてが終わってから麻酔は効いてくるんだろうか? と思ったが、一向に効かず。施術後も痛みは治まることがなかった。
本当になんのための「麻酔」という名の注射だったのか。
一度たりとも「麻酔」の効果を表さなかった。一度たりとも、どころか一瞬たりとも効果を表さなかった。
患部は腫れ、膿を出したにも関わらず、触るだけでも痛い。しかもなんか傷口からいろいろな汁がちまちま出ている。
何度かガーゼに染み込ませたり、ティッシュで拭き取ったりした。
糖尿病のせいだろうか?
傷口はそう簡単には塞がらず、次の日も血混じりのいろいろな汁はちまちまと出続け、ようやく止まったのも痛みがなくなったのも三日後だった。
★茶碗蒸し、煮物、コロッケ1/2、鶏照焼き20g、付け合せ1、付け合せ2
お湯で煮ただけのタマネギと豚肉少々。
味付けしてないので、上から甘酢タレを掛けた。
いつものように、茶碗蒸しは湯飲み茶碗に作る。
たまにはいいかな、と思ってサラダにマヨネーズハーフを掛けた。
カロリー&塩分50%offのマヨ。
★サラダ、湯通し鶏胸肉、大根おろし&野沢菜しらす、グラタン風野菜焼き、付け合せ、スープ
ニラ玉のスープ。
しいたけ、プチトマト、ブロッコリーにマヨネーズを掛けて焼いただけ。
とにかく切開は終わり、来週また来てください、と言われた。
抗生物質は処方されたが、縫ってもいないし、病院の費用が貧しい佐藤んちの家計を圧迫しているし、来なくてもいいんじゃねえの…と思ったが、まあ当然傷口を確認せねばならないのだろう。糖尿病患ってるし。
とにかく抗生物質は忘れずに絶対飲んでくださいね、と念押しされた。
そして翌週、またちょっとしたトラブルが起こる。
いや、今度は佐藤の身にではなく、皮膚科に。
てかそれに巻き込まれるとは、やっぱり佐藤は不運の星の下に生まれた生物なのだろうか。
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「麻酔用意して。はい、痛いと思うけど、我慢して下さいね」
痛え!
そっと触るのも痛いのに、そこに針をさすのだから、当然痛い。
先生
「切ります」
えっ
ちちちちちちちちょっと待って、せめて麻酔から30秒くらいは置こうよ!
いってぇぇぇえおおぉぉぉああああ!!
まだ麻酔が効いてなかったと思われ。そらそうだ、麻酔してから十秒経ったかも怪しい。
メスが皮膚に入れられる感覚が、はっきり分かる。
すぱっと切るのではなく、サクサク、と数回にわたってメスを上下させながら切ってるのが分かる。
俯いたまま、膝の上に置いた手が、痛みを我慢しているために、ぷるぷる震えた。
膿を出すため、ぎゅうぎゅう絞られる。痛い。
先生
「痛い? 痛いよね」
ほんとに痛ぇよ先生!
なんのための麻酔だったの
本当にあの注射は麻酔だったの? 麻酔の量足りてた?
俯いたまま耐えるしかなく、ひたすらぷるぷる震える自分の右手を見ていた。
なぜいつも痛い目を見るのだろう……。
うなじにはガーゼが貼られたが、髪の毛の中のため、うまく貼れず。
自分で何度か貼り直してね、と言われたが、当然うまく貼れない。すぐ剥がれる。
かといって毛を剃るわけにも行かず、その日は寝るのにも苦労した。
切開は一センチもなかったため、縫合はしなかった。
すべてが終わってから麻酔は効いてくるんだろうか? と思ったが、一向に効かず。施術後も痛みは治まることがなかった。
本当になんのための「麻酔」という名の注射だったのか。
一度たりとも「麻酔」の効果を表さなかった。一度たりとも、どころか一瞬たりとも効果を表さなかった。
患部は腫れ、膿を出したにも関わらず、触るだけでも痛い。しかもなんか傷口からいろいろな汁がちまちま出ている。
何度かガーゼに染み込ませたり、ティッシュで拭き取ったりした。
糖尿病のせいだろうか?
傷口はそう簡単には塞がらず、次の日も血混じりのいろいろな汁はちまちまと出続け、ようやく止まったのも痛みがなくなったのも三日後だった。
★茶碗蒸し、煮物、コロッケ1/2、鶏照焼き20g、付け合せ1、付け合せ2
お湯で煮ただけのタマネギと豚肉少々。
味付けしてないので、上から甘酢タレを掛けた。
いつものように、茶碗蒸しは湯飲み茶碗に作る。
たまにはいいかな、と思ってサラダにマヨネーズハーフを掛けた。
カロリー&塩分50%offのマヨ。
★サラダ、湯通し鶏胸肉、大根おろし&野沢菜しらす、グラタン風野菜焼き、付け合せ、スープ
ニラ玉のスープ。
しいたけ、プチトマト、ブロッコリーにマヨネーズを掛けて焼いただけ。
とにかく切開は終わり、来週また来てください、と言われた。
抗生物質は処方されたが、縫ってもいないし、病院の費用が貧しい佐藤んちの家計を圧迫しているし、来なくてもいいんじゃねえの…と思ったが、まあ当然傷口を確認せねばならないのだろう。糖尿病患ってるし。
とにかく抗生物質は忘れずに絶対飲んでくださいね、と念押しされた。
そして翌週、またちょっとしたトラブルが起こる。
いや、今度は佐藤の身にではなく、皮膚科に。
てかそれに巻き込まれるとは、やっぱり佐藤は不運の星の下に生まれた生物なのだろうか。
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