立石寺と戦って取り敢えず勝った3

01:10
来た。

やっと来た……!

と思ったら、まだあるぅぅぅぅぅ!!
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ひぃ、ふぅ


とりあえず着いた…! やった…!
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お参りしたいけど、また階段ですかそうですか。
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佐藤、来ました! 頑張って登りましたよ! 宝くじ当ててください! 当たりますように!

階段を上ることで煩悩を払う修行の山だが、その山を登っても煩悩だらけの佐藤。


あ。鏡が祀られている。銅鏡かな?

この鏡の裏にご本尊があるらしい。撮影禁止。

50年に一度、公開されるらしい。


それにしても、ずいぶん登ってきたな~。いい眺めだ。
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おおう……まだ階段がある……。
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更に高みに登る。
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重要文化財らしい。
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隣の建物の奥から、お経が聞こえてくる。

その建物の脇の庭に咲いていた、白い花。
きれいな花だな~。なんて名前だろう?
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黒いトイプードル。
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わっほい! わっほい! と登っていく。

「……」
はあ、とため息を付いて、無言で犬を追いかけ登っていく飼い主さん。
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うわあ、あんな所に建物が。
どうやって木材を運んで建造したんだろう、昔の人は。
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それにしても紅葉が綺麗だ。景色が素晴らしい。
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ここまで頑張って登ってきたご褒美か。
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頂上で願を掛ける。

病気が良くなりますように。目がこれ以上悪くなりませんように。
悪化しませんように。


そして友人が、『糖尿病の疑いあり、一ヶ月後に再検査』と言われたのだが、その友人が糖尿病ではありませんように。



祈ったあと、お守りを購入する。自分の分と、友人の分と。





……下で売ってるお守りのとずいぶん値段が違うのは何故なのか。
あれですか。ご利益が違うんですか。
それとも下で買う水と上で買う水の値段が違うように、運賃料ですか。





美しい紅葉と景色を堪能したあと、下山を始める。
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あ、あれ、登りより楽なのに、脚がガクガクし始めた。
下りのほうが筋肉的にはしんどい、というのは本当であったか。


『蟹んにゃく』? カニかまが入ってるこんにゃく?
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カニではなく、『ちから』こんにゃくか

でも『カニ』と読んだ人は、佐藤だけではないはず。

よっちー(妹の旦那さん)が買ってくれた。
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だよね、山形といったら玉こんだよね。

いやあ、つらかったけど、有意義な旅でした。
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その後、蕎麦屋の「一庵」で食事。
すんごい行列が出来ていた。人気の店らしい。

二食板蕎麦をたのむ。きてびっくり。蕎麦とうどんかと思ったら、蕎麦と中華そばだった。
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中華そばを蕎麦つゆで食うのか? なんと不思議な……。
そしたら、よく出張でここに来るよっちーが言うには、山形の人は麺つゆで中華そばを食べるというのが、普通にあるらしい。

実際、美味しかったです。
そして天ぷらがさくさくで絶品だった。

全部食べず、ちょっと残した。量が多い。
このボリュームで750円は安いしお得だ。




★牡蠣のクリームパスタ、サラダ
先日の残った牡蠣で。二日前だし、生のままではアレなので、火を通す。
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疲れていたので、サボってシチューの元で作ったのだが、イマイチ。
やっぱちゃんとクリーム作んないと駄目だな。せっかくの牡蠣が台無しだぜ。
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鯖味噌オニオンスライス、煮物①、煮物②、サラダ、納豆、オートミール
ご飯代わりにオートミール
煮物①→豆腐、椎茸
煮物②→一個の里芋を半分にして盛る、いつもの多く見せる作戦。上に甘酢あんかけを少し掛けて、煮物①との違いを図る。
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ちなみに鯖味噌は、缶詰だ。中身を半分にして、オニオンスライスを沢山。お腹すくからな。
そしてオニオンは血液をサラサラにするというしね。
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立石寺と戦うが負けそう2

00:15
紅葉が美しい。ホントに綺麗だ。
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だがうっとりしている場合ではない。
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現在地を見る。佐藤達が行く道は、果てしなく遠い。

ここは、山伏が修行した山だそうだ。
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確かに山伏がいそう。
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この辺はまだまだ余裕だった。
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石段になり、つらくなる。しかも降りてくる人々とすれ違うため、狭い。
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もうかなり頑張って登ってきたのだが、先はまだまだ遠い…。
「も、もう半分くらいきた?」
「いや、まだ半分もきてないよ」
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目指すはあの崖の上。


椅子らしき場所があるところで、ちょっと休憩。 小屋らしきものが建っていて、そこの雨樋から小さな木が生えていた。
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峻厳な頂きですな…
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これも途中の休憩場所。なんだこれ!? と驚愕してよく見たら、一円玉だった。
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岩の隙間に押し込んで貼り付けるらしい。

ちょっと写真では分かりづらいが……あんな上の方まで、どうやって捩じ込んだんだろう?
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遥か上の方で人が連なって登っているのが見えるのが、おわかりいただけただろうか(本当にあった呪いのビデオ風に)
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あっ、立派な建物が。もうそろそろ頂上?
無題


まだあんのかああああああ
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こら確かに修行になるわ。






★温野菜サラダ、さっぱりレモン蒸し鶏付け合せ、味噌汁
yahoo!のトピックスだかに紹介されていた、佐藤お気に入りのさっぱりレモン蒸し鶏。
レンジだけで作れるという手軽さ。塩は減塩塩を更に少なめにして作った。鶏は皮をとった胸肉。
http://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/print/1b7dfacc5ff0c5d18a0f13b957daf8e8.html
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色味は悪いが、上手い。もっと工夫してお手本と同じように綺麗にできたらいいな。


★青椒肉絲、鶏野菜巻き、サラダ、付け合せ
青椒肉絲のソースを自分で作った。ううむ、まあまあ? しかしやはり既成品には敵わんな。
でも既成品はちょっと糖質とか脂が強くてなー。
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★付け合せ、小松菜炒め、鶏胸ステーキ
この頃はまだ白米食ってた。
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★味噌野菜炒め、サラダ、付け合せ
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★カレイのムニエル、野菜素焼き、付け合せ、野菜スープ
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サイコロカットしてコンソメで煮る。椎茸をいっぱい入れた。温かいものはやはり腹が膨れて、いい。
塩分を控えるために味を薄めにして、胡椒を少し強めに入れた。
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立石寺と戦う1

22:31

「よっちー(旦那)が、連休に山寺行くかい? って」

佐藤
「あー、去年も誘われたけど、佐藤のほうに急に仕事が入って行けなくなったっけね。今年は病気が発覚したし、行こうかな」


妹に「山寺」の詳細を聞く。どうやら其処は、山形県らしい。




まこちゃん(友達)
「そういえばさ、11月の連休、こっちに来ない? 佐藤、ウォーキング頑張ってるし、東松山市で行われる日本スリーデーマーチに一緒に出てみようよ」

佐藤
「いいね~。――あ、そういえばその日、先約入ってるんだった。なんか、妹夫婦が山寺に連れてってくれるって」

まこちゃん
「山寺って?」

佐藤
「知んない。山形県にある、階段がいっぱいあるところだって」

まこちゃん
「どれどれ、検索しよう。(カタカタカタ) ――うわっ、ここいくの? なんか凄いところなんだけど。立石寺っていうところ?」

佐藤
「さあ? 山寺、としか」

まこちゃん
「ほら、ここのことじゃないの? 写真見てみなよ。すごいところにあるよ」

http://www.rissyakuji.jp/


げえっ


1070段の階段……。





当日、高速に乗って、山形県へ。
甘いモノが欲しくなったら舐めようと思って、ラカント飴を持参。
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この辺はまだ紅葉が早いかな? と思っていたら、移動するにつれ、だんだん山の木々が赤く色づいてくる。
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連続トンネルに入る前に寄った、パーキングエリアで撮影。
「おお、キレー!!」
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とスマホで写真を撮ろうとしたら、今まで晴れていたのに、一気に陰る。


悔しいので、エフェクトかけて撮った。
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足元の落ち葉も綺麗だ。
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いやー、本当に綺麗だな~。目に楽しい。
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山形県の山寺に到着。がっつり観光地らしく、すでに人が大勢いた。まだ早い時間なのに。
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うわあ…。もうここで既に萎えそうなんですけど。
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860年、比叡山延暦寺の別院として慈攪大師円仁により創建。
みちのくの古刹、室町時代末期戦禍にあい、建物の多くが焼失したが、1543年(天文12年)に復元され、
東北を代表する霊場として人々の信仰を集めている。


そんな由緒正しいところだったのか。無知ですみません。
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根本中堂。
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鎌倉時代の一本彫秘仏本尊、薬師如来座像が安置されている。 国指定の重要文化財でブナの建造物としては日本最古を誇る


包装紙が色とりどりで綺麗だ。
逆光で台無しだが。もちょっと考えて写真撮れ、佐藤。
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青系が好きだが、派手なピンクを選んだ。
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火をつけて
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立てたあとは、その煙を体に当てている人達に習って、頭と顔と内臓に煙をパタパタと引き寄せた。
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撫でるといいらしい。佐藤は顔とお腹を撫でた。
目と膵臓が、治らないまでも元気でいますように。
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隣の人の手が怪しげな場所を撫でているように見えるが、誤解です。
膝の上にいる、子供のお尻を撫でています。


色鮮やかな風車。
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手水で手を洗ってうがいして、参拝。
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松尾芭蕉
「閑さや巖にしみ入る蝉の声」
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めちゃ有名な句やんけ。無知な佐藤でもさすがに知っている。これって、ここの寺を詠んだ句だったのか。


芭蕉もこの道を歩いたのかな~。この立派な木々は芭蕉を見ていたのかな~。
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話は変わるが、今年の夏、ももモッツァレラが流行りましたよね。
佐藤も作ってみました。

友人が「ワインビネガーより私はバルサミコの方が美味しかった!」と言ったので、ワインビネガーないし、バルサミコで作ってみた。
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激しく美味く、やみつきに。


★ラム焼き肉、大根サラダ、茶碗蒸し、味噌汁、酢味噌和え、付け合せ
付け合せ→きゅうり&ワカメ酢の物、胡麻豆腐1/2、薄切り魚肉ソーセージ、クラゲ、コーン
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茶碗蒸しは、湯飲み茶碗に作った。
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あおさと椎茸の味噌汁。
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酢味噌和え。糖質ゼロ甘味料で作った。ネギ、あさり。
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★焼き魚、かぼちゃの煮物、葡萄、サラダ、トマト、付け合せ
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★アスパラ肉巻き、葡萄、サラダ、付け合せ、玉子豆腐1/2
付け合せ→インゲン胡麻和え、トマト&バジル、ブロッコリー&厚焼き玉子
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バラ肉ではなく、豚ロース薄切りで。
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綺麗に出来たな~。巻くの大変だったぜ。


スイーツが欲しくなったので、糖分や脂質を工夫して、プリンを作ってみた。
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甘苦いカラメルを掛ける勇気はなかった。

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