今日、歯医者だった。
数値も安定してるし、そろそろいいかな歯の治療しても、虫歯っぽいのがあるみたいだし、検診したい、と予約して行ってきた。
受付窓口で、実は糖尿病でした、薬は三種飲んでます、インスリンは打っていません、去年は発覚後すぐに入院して治療を受けていました、と説明。
佐藤がちっさい頃から居た古参の、受付をしている看護師さんは、口を開けて唖然としつつ話を聞いてた。
診察室に入ってから先生が
「佐藤さん、糖尿病だって? いつから」
と聞いてきた。
佐藤
「糖尿内科の先生には、発症してから少なくとももう5年は経過しているね、と言われました。目に症状が現れていたので」
先生
「前の歯の精密検査レントゲン(特殊なやつで歯をぐるりとスキャンする)は2008年のだから、今日は治療はしないでまた精密検査します」
レントゲン、歯周ポケットの深さなどを検査し終えたあと、糖尿病について問診された。
「入院はいつから? どのくらいしてました?」
「6月の、えーと」
とカレンダーを見る。そこで初めて気がついた。
今日は、去年糖尿病と衝撃的な診察をされて入院をした日ではないか。
「眼の治療をしているそうですが、どんな状態ですか」
「お薬手帳は持ってきましたか?」
「糖尿病と分かったきっかけは?」
「最初に分かったときの数値は?」
「今の数値は?」
そして歯の写真をバシバシ撮りまくり、その後先生から説明があった。
「佐藤さん、糖尿病患者の歯周病は、糖尿の合併症です。これ、いま撮った写真だけど」
そう言ってパノラマレントゲン写真みたいなのを見せらせる。
「左上の一番奥と、右上の一番奥が良くないです。特にもともと悪かった左上の一番奥の歯は更に悪くなっている」
佐藤、寝ている時に歯を食いしばり、歯のトラブルが絶えなかった。特に左上の一番奥は、前の歯医者さんの治療ミスで非常に悪い状態だったのを、今の歯医者さんがなんとか進行しないように治療してくれていたのだ。
精密検査は2008年だったが、歯医者にはちょこちょこ通い続けていた。
今回は珍しく、二年の間を置いて歯医者に来たことになる。
(そろそろ前の治療から一年経つからそろそろ歯医者に行こうかな、と思っていた時に糖尿病発覚で、歯医者どころではなくなったため、二年の月日が流れた)
先生
「下の歯は見て分かるとおり、きれいです。歯の根の、顎の部分が白っぽくレントゲンに写っているでしょう? しかし上の、特に奥歯は、ほら、根本が黒く写っているのが分かりますね?」
「はあ」
「これは歯の根の骨が溶けているということです。溶けているから本来なら白っぽく映る顎の骨が、黒くなっているんです。本来ならありえません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「もともと悪かった左上一番奥の歯は、むず痒いような、痛いような、そんな症状が出たら言ってください。抗生物質を出しましょう。しかしすでにグラグラしているし、隣の歯を守るため、抜歯しなければならない時がくるかもしれません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「佐藤さんはずいぶん歯を綺麗にしているみたいで、間が結構開いたわりには、歯石も殆どありませんが、この問題の歯の歯茎が骨が溶けていることで下がってきているし、こっちの下の歯は親知らずを抜いたようですが、ここに隙間ができていて、なかなか自分ではケアしきれない場所ですし、今日はゴミを綺麗にしましょう。ちなみにどんなに歯を綺麗にしようと努力しても、糖尿病から歯は守れません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「数値を下げても、上がったら合併症は続きます」
あっ、そういう意味ね。ほっ。
それにしてもさすが血液の病気とも言える糖尿病。万病の元だぜ……。
血糖値が安定してからというもの、四ヶ月くらい置きに通っていた慢性の副鼻腔炎もなくなり、頻繁に壊していた腹を壊さなくなり、しょっちゅうあちこちを化膿していたりしたのが化膿しなくなり、風邪も引かなくなり、異常な全身の乾燥もなくなり、足のむくみも、強い肩こりも、酷い生理痛も大出血もなくなった。
受付で支払いをしたとき、ちっさい頃の佐藤を知っている受付の看護師さんに言われた。
「佐藤ちゃん……糖尿病って…びっくりしたよ」
「デスヨネ。本人もびっくりですがな」
「中の看護師さん(こっちは若い方々)たちも、びっくりしてた」
「デスヨネ」
食事に対して嫌悪感を抱き、物が食べれなくなった日から一年。
元気に食って、元気に運動している。
あの大ショックから一年かと思うと感慨深い。
そんな場合じゃねえけど。(右目も左上奥歯も待ったナシ)
★豚肉のスカロッピーネ、寿甘、ササミ&ワカメの梅肉和え、サラダ
寿甘(すあま)→大根&人参の酢漬け、オクラ
前に「スカロッピーネ」と言って写真をupしたが、これはパルマ風チキンでした。
こっちが正しい豚肉のスカロッピーネ。レタスなどでカサ増し。
椎茸、玉ねぎ、パプリカでいっぱいに見えるよう飾った。
見た目がいっぱいだと、なんとなくたくさん食べたような気になって、お腹いっぱいになる。……ような気がする。
夜中に腹減るが。
★お刺し身、付け合せ、サラダ、イカとにんにくの芽のピリ辛炒め
たまには皿を変えて。たくあん三枚とかプチトマトを半分に切るとかウィンナーを半分にして盛るとか、内容的には、実はたいしたことないが( ̄▽ ̄;)
★麻婆春雨、茶碗蒸し、白和え、付け合せ、サラダ
★餃子、カボチャ煮、白和え、付け合せ、サラダ
いま思うと、入院したのもいい思い出だ……。
いい思い出だと思えるということは、ある意味幸せですな。無事に帰って来れたということだから。
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数値も安定してるし、そろそろいいかな歯の治療しても、虫歯っぽいのがあるみたいだし、検診したい、と予約して行ってきた。
受付窓口で、実は糖尿病でした、薬は三種飲んでます、インスリンは打っていません、去年は発覚後すぐに入院して治療を受けていました、と説明。
佐藤がちっさい頃から居た古参の、受付をしている看護師さんは、口を開けて唖然としつつ話を聞いてた。
診察室に入ってから先生が
「佐藤さん、糖尿病だって? いつから」
と聞いてきた。
佐藤
「糖尿内科の先生には、発症してから少なくとももう5年は経過しているね、と言われました。目に症状が現れていたので」
先生
「前の歯の精密検査レントゲン(特殊なやつで歯をぐるりとスキャンする)は2008年のだから、今日は治療はしないでまた精密検査します」
レントゲン、歯周ポケットの深さなどを検査し終えたあと、糖尿病について問診された。
「入院はいつから? どのくらいしてました?」
「6月の、えーと」
とカレンダーを見る。そこで初めて気がついた。
今日は、去年糖尿病と衝撃的な診察をされて入院をした日ではないか。
「眼の治療をしているそうですが、どんな状態ですか」
「お薬手帳は持ってきましたか?」
「糖尿病と分かったきっかけは?」
「最初に分かったときの数値は?」
「今の数値は?」
そして歯の写真をバシバシ撮りまくり、その後先生から説明があった。
「佐藤さん、糖尿病患者の歯周病は、糖尿の合併症です。これ、いま撮った写真だけど」
そう言ってパノラマレントゲン写真みたいなのを見せらせる。
「左上の一番奥と、右上の一番奥が良くないです。特にもともと悪かった左上の一番奥の歯は更に悪くなっている」
佐藤、寝ている時に歯を食いしばり、歯のトラブルが絶えなかった。特に左上の一番奥は、前の歯医者さんの治療ミスで非常に悪い状態だったのを、今の歯医者さんがなんとか進行しないように治療してくれていたのだ。
精密検査は2008年だったが、歯医者にはちょこちょこ通い続けていた。
今回は珍しく、二年の間を置いて歯医者に来たことになる。
(そろそろ前の治療から一年経つからそろそろ歯医者に行こうかな、と思っていた時に糖尿病発覚で、歯医者どころではなくなったため、二年の月日が流れた)
先生
「下の歯は見て分かるとおり、きれいです。歯の根の、顎の部分が白っぽくレントゲンに写っているでしょう? しかし上の、特に奥歯は、ほら、根本が黒く写っているのが分かりますね?」
「はあ」
「これは歯の根の骨が溶けているということです。溶けているから本来なら白っぽく映る顎の骨が、黒くなっているんです。本来ならありえません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「もともと悪かった左上一番奥の歯は、むず痒いような、痛いような、そんな症状が出たら言ってください。抗生物質を出しましょう。しかしすでにグラグラしているし、隣の歯を守るため、抜歯しなければならない時がくるかもしれません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「佐藤さんはずいぶん歯を綺麗にしているみたいで、間が結構開いたわりには、歯石も殆どありませんが、この問題の歯の歯茎が骨が溶けていることで下がってきているし、こっちの下の歯は親知らずを抜いたようですが、ここに隙間ができていて、なかなか自分ではケアしきれない場所ですし、今日はゴミを綺麗にしましょう。ちなみにどんなに歯を綺麗にしようと努力しても、糖尿病から歯は守れません」
∑(゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン (゚д゚lll)ガーン
「数値を下げても、上がったら合併症は続きます」
あっ、そういう意味ね。ほっ。
それにしてもさすが血液の病気とも言える糖尿病。万病の元だぜ……。
血糖値が安定してからというもの、四ヶ月くらい置きに通っていた慢性の副鼻腔炎もなくなり、頻繁に壊していた腹を壊さなくなり、しょっちゅうあちこちを化膿していたりしたのが化膿しなくなり、風邪も引かなくなり、異常な全身の乾燥もなくなり、足のむくみも、強い肩こりも、酷い生理痛も大出血もなくなった。
受付で支払いをしたとき、ちっさい頃の佐藤を知っている受付の看護師さんに言われた。
「佐藤ちゃん……糖尿病って…びっくりしたよ」
「デスヨネ。本人もびっくりですがな」
「中の看護師さん(こっちは若い方々)たちも、びっくりしてた」
「デスヨネ」
食事に対して嫌悪感を抱き、物が食べれなくなった日から一年。
元気に食って、元気に運動している。
あの大ショックから一年かと思うと感慨深い。
そんな場合じゃねえけど。(右目も左上奥歯も待ったナシ)
★豚肉のスカロッピーネ、寿甘、ササミ&ワカメの梅肉和え、サラダ
寿甘(すあま)→大根&人参の酢漬け、オクラ
前に「スカロッピーネ」と言って写真をupしたが、これはパルマ風チキンでした。
こっちが正しい豚肉のスカロッピーネ。レタスなどでカサ増し。
椎茸、玉ねぎ、パプリカでいっぱいに見えるよう飾った。
見た目がいっぱいだと、なんとなくたくさん食べたような気になって、お腹いっぱいになる。……ような気がする。
夜中に腹減るが。
★お刺し身、付け合せ、サラダ、イカとにんにくの芽のピリ辛炒め
たまには皿を変えて。たくあん三枚とかプチトマトを半分に切るとかウィンナーを半分にして盛るとか、内容的には、実はたいしたことないが( ̄▽ ̄;)
★麻婆春雨、茶碗蒸し、白和え、付け合せ、サラダ
★餃子、カボチャ煮、白和え、付け合せ、サラダ
いま思うと、入院したのもいい思い出だ……。
いい思い出だと思えるということは、ある意味幸せですな。無事に帰って来れたということだから。
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